クリスマス完全ガイド

信仰と生活

クリスマス完全ガイド 2025

🎄 クリスマス完全ガイド 🎄

本当のクリスマスを知る、祝う、分かち合う
2000年前に始まった物語が
今日のあなたに語りかける
2025

目次

01はじめに:なぜこのガイドが必要なのか
3
02第1章:クリスマスの本当の意味
4
03第2章:聖書が語るクリスマス物語
8
04第3章:クリスマスの登場人物たち
12
05第4章:クリスマスのシンボルの意味
16
06第5章:家庭でのクリスマスの過ごし方
20
07第6章:30日間アドベントカレンダー
24
08第7章:クリスマスQ&A よくある質問
28
09付録:クリスマス関連資料集
32
2

はじめに

  1. なぜこのガイドが必要なのか
    1. このガイドで得られること
    2. このガイドの使い方
    3. 誰のためのガイドか
  2. クリスマスの本当の意味
    1. 1.1 クリスマスとは何か
    2. 🎄 クリスマスの核心
    3. 1.2 なぜ神は人となる必要があったのか
    4. 1.3 なぜ12月25日なのか
    5. 12月25日が選ばれた理由(諸説)
      1. 説1:冬至との関連
      2. 説2:受胎告知からの計算
      3. 説3:象徴的な意味
    6. 1.4 クリスマスの世界的な影響
    7. 1.5 現代のクリスマスが失ったもの
    8. ⚠️ 商業化されたクリスマス
    9. 1.6 本当のクリスマスを取り戻す
    10. ✓ クリスマスを本質的に祝う7つの方法
  3. 聖書が語るクリスマス物語
    1. 2.1 ルカによる福音書のクリスマス(ルカ2:1-20)
      1. 📌 ポイント解説
      2. 1. 歴史的文脈
      3. 2. 神の計画
      4. 3. 「場所がなかった」
    2. 羊飼いへの告知(ルカ2:8-20)
    3. 2.2 マタイによる福音書のクリスマス(マタイ2:1-12)
    4. 🎁 三つの贈り物の意味
    5. 2.3 二つの福音書の比較
    6. 2.4 クリスマス物語の前後
    7. 2.5 クリスマス物語が教えること
    8. 🌟 5つの重要な真理
      1. 1. 神の計画は完璧である
      2. 2. 神は謙遜な方である
      3. 3. 救いはすべての人のため
      4. 4. 神は小さな者を大切にされる
      5. 5. 応答が求められている
    9. 2.6 家族で読むための質問
      1. 子どもたちと話し合うための質問
  4. クリスマスの登場人物たち
    1. 3.1 マリア:信仰の母
      1. マリアの試練
      2. ✨ マリアから学ぶこと
    2. 3.2 ヨセフ:義なる人
      1. ヨセフの決断
      2. ✨ ヨセフから学ぶこと
    3. 3.3 羊飼いたち:最初の証人
      1. なぜ彼らが選ばれたのか
      2. 🌟 神の選びの原則
      3. 羊飼いたちの応答
    4. 3.4 東方の博士たち:知恵ある礼拝者
      1. 彼らの旅
      2. ✨ 博士たちから学ぶこと
    5. 3.5 ヘロデ王:権力への執着
      1. ⚠️ ヘロデが示す警告
    6. 3.6 天使たち:神のメッセンジャー
      1. ガブリエル(ルカ1:26-38)
      2. ヨセフの夢に現れた天使(マタイ1:20)
      3. 羊飼いたちに現れた天使(ルカ2:9-14)
    7. 3.7 私たちはどの登場人物か?
      1. 🤔 自己診断チェック
  5. クリスマスのシンボルの意味
    1. 4.1 クリスマスツリー 🎄
      1. 🌲 クリスマスツリーの象徴
      2. 常緑樹
      3. 三角形の形
      4. 装飾の意味
    2. 4.2 キャンドル 🕯️
    3. 4.3 リース(花輪)🎀
      1. リースの象徴
      2. 円形
      3. 常緑樹の枝
      4. 赤いリボン
      5. ベル(鈴)
    4. 4.4 ヒイラギ(柊)
    5. 4.5 ベツレヘムの星 ⭐
      1. 星の意味
    6. 4.6 飼い葉桶(馬小屋)
      1. 飼い葉桶が教えること
    7. 4.7 プレゼント 🎁
      1. 🎁 本来のプレゼントの意味
    8. 4.8 クリスマスカラーの意味
      1. 🎨 色の象徴
    9. 4.9 クリスマスキャロル(讃美歌)🎵
      1. 🎶 有名なクリスマスキャロルの意味
      2. 「きよしこの夜」(Silent Night)
      3. 「もろびとこぞりて」(Joy to the World)
      4. 「荒野の果てに」(Angels We Have Heard on High)
  6. 家庭でのクリスマスの過ごし方
    1. 5.1 待降節(アドベント)の過ごし方
      1. 📅 待降節の基本
    2. 5.2 家族でできる待降節の習慣
      1. ✓ 実践的なアイデア20選
    3. 5.3 クリスマスイブの過ごし方
    4. 5.4 クリスマス当日の過ごし方
      1. 🎄 本質的なクリスマスの過ごし方
      2. 朝(7:00-9:00)
      3. 午前(9:00-12:00)
      4. 午後(12:00-6:00)
      5. 夕方(6:00-9:00)
    5. 5.5 子どもへの教え方
      1. 幼児(3-5歳)
      2. 小学生(6-12歳)
      3. 中高生(13-18歳)
    6. 5.6 商業主義に負けないために
      1. ⚠️ よくある罠と対策
      2. 罠1:プレゼントの過剰
      3. 罠2:完璧主義
      4. 罠3:過剰なスケジュール
      5. 罠4:借金
    7. 5.7 一人でのクリスマスの過ごし方
      1. ✓ 一人でも意味深いクリスマスを
  7. 30日間アドベントカレンダー
    1. 📅 第1週:希望の週(12月1-7日)
    2. 📅 第2週:平和の週(12月8-14日)
    3. 📅 第3週:喜びの週(12月15-21日)
    4. 📅 第4週:愛の週(12月22-24日)
    5. 📅 クリスマス週(12月25-30日)
  8. 🎄 クリスマス完全ガイド 2025 🎄

なぜこのガイドが必要なのか

クリスマス。この言葉を聞いて、あなたは何を思い浮かべますか?きらびやかなイルミネーション?プレゼント交換?家族での食事?それとも、仕事の忙しさと年末の慌ただしさでしょうか。

現代の日本では、クリスマスは「冬のイベント」として定着しています。しかし、その本当の意味を知っている人は、どれくらいいるでしょうか。

このガイドで得られること

  • 本当のクリスマスの意味を歴史と聖書から理解できる
  • なぜ12月25日なのか、その背景がわかる
  • クリスマスの登場人物たちの物語を深く知る
  • 家庭での過ごし方の具体的なアイデアが手に入る
  • 子どもに説明できるようになる
  • 30日間のアドベントを意味深く過ごせる

このガイドの使い方

このガイドは、3つの方法で活用できます:

  1. 通読する – 最初から最後まで読んで、クリスマスの全体像を理解
  2. 必要な章を読む – 興味のある部分だけを選んで深掘り
  3. 日々の実践ガイドとして – 第6章のアドベントカレンダーを毎日実践
💡 おすすめの読み方

まず第1章と第2章でクリスマスの本質を理解し、その後、第6章のアドベントカレンダーを実践しながら、他の章を参照していく方法が効果的です。

誰のためのガイドか

  • クリスマスの本当の意味を知りたい方
  • 子どもにクリスマスを正しく伝えたい親御さん
  • 商業化されたクリスマスに疑問を感じている方
  • クリスチャンとして、より深くクリスマスを祝いたい方
  • 教会や家庭でクリスマスイベントを企画する方
このガイドが、あなたにとって「人生を変える クリスマス」のきっかけとなることを願っています。
3

第1章

クリスマスの本当の意味

クリスマスは単なる冬のお祭りではありません。それは、人類史上最も重要な出来事の一つを祝う日なのです。

1.1 クリスマスとは何か

「クリスマス」(Christmas)という言葉は、「キリストのミサ」(Christ’s Mass)に由来します。つまり、イエス・キリストの誕生を記念する日という意味です。

🎄 クリスマスの核心

「神が人となった」

これがクリスマスの中心的なメッセージです。全能の神、宇宙の創造主が、人間の姿をとって、この地上に来てくださった。これを神学では「受肉(Incarnation)」と呼びます。

1.2 なぜ神は人となる必要があったのか

この問いは、クリスマスを理解する上で最も重要です。

人間の問題

聖書によれば、人間は神によって創造されましたが、罪によって神から離れてしまいました。この「罪」は、単に悪いことをするという意味だけでなく、神との関係が断絶した状態を指します。

その結果、人間は:

  • 本当の意味での平安を持てない
  • 死の恐怖から逃れられない
  • 人生の目的を見失っている
  • 愛し愛されることに渇いている
神の解決

この人間の問題を解決するために、神はご自身が人となって来られました。

  1. 私たちを理解するため – 人として生きることで、私たちの痛みと苦しみを経験された
  2. 模範を示すため – 本当の人間らしい生き方を示された
  3. 罪の代価を支払うため – 十字架で死ぬことで、私たちの罪の身代わりとなった
  4. 復活によって希望を与えるため – 死を打ち破ることで、永遠の命への道を開かれた
4

1.3 なぜ12月25日なのか

実は、聖書にはイエス・キリストが12月25日に生まれたとは書かれていません。では、なぜこの日がクリスマスになったのでしょうか。

1世紀

イエス・キリスト誕生。正確な日付は記録されず。聖書は「羊飼いが野宿していた」と記述(ルカ2:8)。これは春から秋の可能性が高い。

2-3世紀

初期のクリスチャンたちは、誕生日よりも「死と復活」(イースター)を重視。誕生日を祝う習慣はまだない。

4世紀

336年、ローマで12月25日に初めてクリスマスが祝われる。なぜこの日が選ばれたのか?

12月25日が選ばれた理由(諸説)

説1:冬至との関連

古代ローマでは、冬至の頃に「無敵の太陽神」を祝う祭りがありました。キリスト教は、「世の光」であるイエスの誕生をこの時期に重ねることで、異教の祭りをキリスト教化しました。

説2:受胎告知からの計算

3月25日を受胎告知の日と考え、そこから9ヶ月後の12月25日を誕生日としました。

説3:象徴的な意味

一年で最も日が短い冬至の後、日が長くなり始める時期。「闇から光へ」という象徴として適切でした。

💡 重要なポイント

正確な日付は分かりませんが、「いつ」よりも「誰が」「なぜ」来たのかが重要です。12月25日は、イエス・キリストの誕生を記念し祝うための象徴的な日なのです。

1.4 クリスマスの世界的な影響

クリスマスは、今や世界中で祝われる日となりました。

  • 160以上の国で公式に祝われている
  • 20億人以上のクリスチャンが祝う
  • 宗教的背景がない人々も、文化として楽しんでいる
  • 「平和」「愛」「希望」といった普遍的価値を共有する機会
5

1.5 現代のクリスマスが失ったもの

しかし、クリスマスが世界的に広まる一方で、その本来の意味は薄れてきています。

⚠️ 商業化されたクリスマス

  • プレゼント購入の圧力
  • 「完璧なクリスマス」へのプレッシャー
  • 消費を促進するイベントへの変質
  • 本来の意味からの乖離
「クリスマスは、もらうことではなく与えることを祝う日。
神が私たちにご自身を与えてくださったことを記念する日なのです。」

1.6 本当のクリスマスを取り戻す

では、どうすれば本当の意味でクリスマスを祝うことができるでしょうか。

✓ クリスマスを本質的に祝う7つの方法

1. 物語を知る
聖書のクリスマス物語を読み、その意味を理解する
2. 感謝を表す
神が与えてくださった愛と救いに感謝する時を持つ
3. 他者に与える
時間、才能、資源を困っている人々と分かち合う
4. 家族と過ごす
物質的なことよりも、共に過ごす時間を大切にする
5. 静かな時を持つ
慌ただしさの中でも、黙想と祈りの時間を確保する
6. 伝統を大切にする
意味のある伝統や儀式を家族で創り、継続する
7. 喜びを分かち合う
クリスマスの喜びを、周囲の人々と共有する
🙏 第1章のための祈り

天の父なる神様、
あなたが私たちを愛するあまり、
御子イエス・キリストをこの世に送ってくださったことを感謝します。
このクリスマスの季節、
商業主義や忙しさに心を奪われることなく、
あなたの愛の深さを知り、
その喜びを他の人々と分かち合うことができますように。
アーメン

6

第2章

聖書が語るクリスマス物語

クリスマス物語は、聖書の4つの福音書のうち、マタイとルカだけに記されています。それぞれ異なる視点から、同じ出来事を伝えています。

2.1 ルカによる福音書のクリスマス(ルカ2:1-20)

ルカは、歴史的な文脈を重視し、詳細に物語を記録しています。

ルカによる福音書 2章1-7節

「そのころ、皇帝アウグストゥスから全領土の住民に、登録をせよとの勅令が出た。これは、キリニウスがシリア州の総督であったときに行われた最初の住民登録である。人々は皆、登録するためにおのおの自分の町へ旅立った。ヨセフもダビデの家に属し、その血筋であったので、ガリラヤの町ナザレから、ユダヤのベツレヘムというダビデの町へ上って行った。身ごもっていた、いいなずけのマリアと一緒に登録するためである。ところが、彼らがベツレヘムにいるうちに、マリアは月が満ちて、初めての子を産み、布にくるんで飼い葉桶に寝かせた。宿屋には彼らの泊まる場所がなかったからである。」

📌 ポイント解説

1. 歴史的文脈

ルカは、皇帝アウグストゥスと総督キリニウスの名前を挙げています。これは、イエスの誕生が実際の歴史の中で起こった出来事であることを示しています。

2. 神の計画

皇帝の命令によって、ヨセフとマリアはベツレヘムに行くことになりました。これは偶然ではなく、旧約聖書の預言(ミカ5:2)を成就するためでした。神は人間の決定さえも用いて、ご計画を実現されます。

3. 「場所がなかった」

この一文は、深い意味を持っています。神の子が、この世に受け入れられる場所がなかった。これは後のイエスの生涯、そして今日の私たちへのメッセージでもあります。

8

羊飼いへの告知(ルカ2:8-20)

ルカによる福音書 2章8-14節

「その地方で羊飼いたちが野宿をしながら、夜通し羊の群れの番をしていた。すると、主の天使が近づき、主の栄光が周りを照らしたので、彼らは非常に恐れた。天使は言った。『恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。あなたがたは、布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるであろう。これがあなたがたへのしるしである。』すると、突然、この天使に天の大軍が加わり、神を賛美して言った。『いと高きところには栄光、神にあれ、地には平和、御心に適う人にあれ。』」

なぜ羊飼いが最初だったのか?

当時の羊飼いは、社会の最下層に位置していました:

  • 不規則な仕事のため、宗教的な儀式に参加できない
  • 「汚れた」職業とみなされていた
  • 法廷での証言が認められないほど信用されていない

しかし、神は彼らを選ばれました。これは、神の国は権力者や金持ちのためではなく、小さく、弱く、社会から無視される者たちのためでもあることを示しています。

2.2 マタイによる福音書のクリスマス(マタイ2:1-12)

マタイは、東方の博士たち(賢者たち)の訪問を記録しています。

マタイによる福音書 2章1-2、9-11節

「イエスは、ヘロデ王の時代にユダヤのベツレヘムでお生まれになった。そのとき、占星術の学者たちが東の方からエルサレムに来て、言った。『ユダヤ人の王としてお生まれになった方は、どこにおられますか。わたしたちは東方でその方の星を見たので、拝みに来たのです。』…彼らが王の言葉を聞いて出かけると、東方で見た星が先立って進み、ついに幼子のいる場所の上に止まった。学者たちはその星を見て喜びにあふれた。家に入ってみると、幼子は母マリアと共におられた。彼らはひれ伏して幼子を拝み、宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬を贈り物として献げた。」

🎁 三つの贈り物の意味

  • 黄金 – 王への贈り物。イエスが「王の王」であることを象徴
  • 乳香 – 神殿で焚かれる香料。イエスの神性を象徴
  • 没薬 – 遺体の防腐処理に使う。イエスの死と埋葬を予表
9

2.3 二つの福音書の比較

項目 ルカ福音書 マタイ福音書
視点 貧しい者の視点 異邦人の視点
最初の訪問者 羊飼いたち(社会の底辺) 博士たち(知識人・裕福)
場所 飼い葉桶
時期 誕生の夜 誕生から数ヶ月~2年後
強調点 神は小さな者を顧みる イエスは全世界の救い主
💡 重要な気づき

二つの福音書は矛盾しているのではなく、補完し合っています。ルカは貧しい羊飼いを、マタイは異邦人の博士たちを記録することで、イエスの救いがすべての人のためであることを示しています。

2.4 クリスマス物語の前後

イエスの誕生は突然起こったわけではありません。長い準備期間がありました。

旧約時代(紀元前)

預言と約束
旧約聖書には、救い主(メシア)の到来について、300以上の預言があります。誕生場所(ミカ5:2)、処女降誕(イザヤ7:14)、ダビデの子孫(イザヤ9:7)など。

受胎告知(紀元前5-4年頃)

マリアへの天使の訪問
天使ガブリエルがマリアに現れ、聖霊によって身ごもることを告げる(ルカ1:26-38)。マリアは「お言葉どおり、この身に成りますように」と応答。

イエスの誕生

ベツレヘムの家畜小屋
飼い葉桶に寝かされた救い主。羊飼いたちが最初の証人となる。

博士たちの訪問

東方からの贈り物
星に導かれた博士たちが、黄金、乳香、没薬を携えて礼拝に来る。

エジプト逃避

ヘロデ王の迫害
ヘロデ王がベツレヘムの2歳以下の男児を殺害しようとしたため、ヨセフの家族はエジプトへ逃れる(マタイ2:13-15)。

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2.5 クリスマス物語が教えること

🌟 5つの重要な真理

1. 神の計画は完璧である

皇帝の命令、預言の成就、天使の告知—すべてが神の完璧なタイミングで起こりました。「時が満ちて」(ガラテヤ4:4)神は御子を送られたのです。

2. 神は謙遜な方である

全能の神が、王宮ではなく家畜小屋を、金の寝台ではなく飼い葉桶を選ばれました。これが神の方法です—力によってではなく、へりくだりによって。

3. 救いはすべての人のため

羊飼い(ユダヤ人、貧しい者)と博士たち(異邦人、裕福な者)の両方が招かれました。社会的地位、民族、経済状況に関わらず、すべての人が神の愛の対象です。

4. 神は小さな者を大切にされる

最初の証人が社会の最下層の羊飼いだったことは、偶然ではありません。神の国の価値観は、この世とは逆なのです。

5. 応答が求められている

マリアは「お言葉どおりに」と応答し、羊飼いたちは「急いで行き」、博士たちは「ひれ伏して拝み」ました。クリスマスの知らせは、私たちの応答を待っています。

2.6 家族で読むための質問

子どもたちと話し合うための質問

なぜイエス様は、お城ではなく、動物のいる小屋で生まれたと思う?
羊飼いたちは、天使の知らせを聞いて、どんな気持ちだったと思う?
博士たちは、遠い国から来るのに、どれくらい時間がかかったと思う?なぜそこまでして来たのかな?
もしあなたがその時代にいたら、赤ちゃんのイエス様に何を贈りたい?
クリスマスの物語で、一番心に残った場面はどこ?それはなぜ?
🙏 第2章のための祈り

主イエス・キリスト、
あなたは天の栄光を捨てて、
この地上に、最も低い場所に来てくださいました。
私たちのために、人となってくださったことを感謝します。
このクリスマスの物語を通して、
あなたの愛の深さを知ることができますように。
そして、羊飼いたちや博士たちのように、
あなたのもとに行き、礼拝する者とさせてください。
アーメン

11

第3章

クリスマスの登場人物たち

クリスマス物語には、多くの人物が登場します。それぞれが重要な役割を果たし、私たちに大切なメッセージを伝えています。

3.1 マリア:信仰の母

👤 マリアのプロフィール
  • 出身:ガリラヤのナザレ
  • 年齢:おそらく14-16歳
  • 状況:ヨセフと婚約中
  • 性格:謙遜、従順、信仰深い

マリアの試練

天使ガブリエルが現れて、聖霊によって身ごもることを告げられたとき、マリアは大きな決断を迫られました:

  1. 社会的な非難 – 結婚前の妊娠は、死刑に値する罪とされていた
  2. 婚約破棄の危険 – ヨセフが彼女を離縁する可能性があった
  3. 家族からの疎外 – 誰も信じてくれないかもしれない
  4. 将来の不安 – どうやって生きていくのか
「わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように。」
– ルカによる福音書 1章38節

✨ マリアから学ぶこと

  • 信仰 – 理解できなくても、神を信頼する
  • 従順 – 困難があっても、神の計画に従う
  • 謙遜 – 「主のはしため」と自分を位置づける
  • 勇気 – 社会の非難を恐れず、正しいことを選ぶ

3.2 ヨセフ:義なる人

👤 ヨセフのプロフィール
  • 職業:大工(tekton – 建築職人)
  • 出身:ベツレヘム(ダビデの子孫)
  • 性格:正しい人、思慮深い、保護者
  • 年齢:おそらく20代後半~30代

ヨセフの決断

マリアの妊娠を知ったヨセフは、大きなジレンマに直面しました。

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マタイによる福音書 1章19節

「夫ヨセフは正しい人であったので、マリアのことを表ざたにするのを望まず、ひそかに縁を切ろうと決心した。」

ヨセフの選択肢は三つありました:

  1. 公に訴える → マリアは石打ちの刑
  2. ひそかに離縁する → マリアの命は救われるが、社会的に終わる
  3. そのまま結婚する → 自分も非難される

ヨセフは2番目を選びましたが、天使が夢に現れて真実を告げ、彼はマリアを妻として迎え入れました。

✨ ヨセフから学ぶこと

  • 正義と憐れみ – 律法を守りつつ、愛を示す
  • 神の声を聞く – 夢を通してでも、神の導きに従う
  • 責任感 – 困難な状況でも、家族を守る
  • 謙遜 – 自分の計画よりも神の計画を優先する

3.3 羊飼いたち:最初の証人

👥 羊飼いたちの状況

当時の羊飼いは、社会の最下層に位置していました:

  • 24時間体制の仕事で、安息日を守れない
  • 宗教的な儀式に参加できず、「汚れた」とみなされた
  • 法廷で証言する資格がない
  • 経済的に貧しく、教育も受けていない
  • 社会から軽蔑され、無視される存在

なぜ彼らが選ばれたのか

🌟 神の選びの原則

  1. 謙遜な者を高くする
    神は、この世が軽んじる者を大切にされます
  2. 小さな者への福音
    イエスは「小さな者」のために来られました
  3. 象徴的な意味
    羊飼いは、後にイエスが「良い羊飼い」と呼ばれることの前兆です
  4. 純粋な心
    社会的地位はなくても、純粋に神を求める心がありました

羊飼いたちの応答

「羊飼いたちは、『さあ、ベツレヘムへ行こう』と話し合った。そして急いで行って…」(ルカ2:15-16)

  • 即座の行動 – 疑わず、すぐに行った
  • 仕事を置いて – 羊を置いてでも、優先順位を変えた
  • 証言者となる – 見たことを人々に知らせた
  • 賛美して帰る – 喜びをもって日常に戻った
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3.4 東方の博士たち:知恵ある礼拝者

👑 博士たちのプロフィール
  • 職業:占星術師、賢者、祭司(マギ)
  • 出身:ペルシャ、メソポタミア、アラビアなど(諸説)
  • 地位:王の顧問を務めるほどの知識人
  • 人数:聖書には記載なし(贈り物が3つなので3人と伝承)

彼らの旅

博士たちは、星に導かれて、おそらく数ヶ月から1年以上かけて旅をしました。

東方で星を見る

特別な星(天体現象?)を見て、ユダヤ人の王の誕生を知る

エルサレムで質問

ヘロデ王に「ユダヤ人の王はどこか」と尋ねる。ヘロデは動揺し、祭司長たちを集める

ベツレヘムへ

星に導かれ、幼子イエスのいる「家」を見つける(もう家畜小屋ではない)

礼拝と献げ物

ひれ伏して礼拝し、黄金、乳香、没薬を献げる

別の道で帰国

夢でヘロデのところに戻るなと警告され、別のルートで帰国

✨ 博士たちから学ぶこと

  • 真理の探求 – 知識を持っていても、さらに真理を求める
  • 犠牲を払う覚悟 – 時間、費用、危険を顧みず旅をする
  • 謙遜な礼拝 – 地位があっても、幼子の前にひれ伏す
  • 最高のものを献げる – 最も価値あるものを神に献げる
  • 神の導きに従う – 計画を変更してでも、神の警告に従う

3.5 ヘロデ王:権力への執着

⚠️ ヘロデのプロフィール
  • 在位:紀元前37-4年
  • 業績:神殿の大改築、建築事業
  • 性格:猜疑心が強く、残忍
  • 行為:自分の妻や息子たちまで殺害

「ユダヤ人の王」の誕生を聞いたヘロデは、自分の地位が脅かされると感じ、ベツレヘムとその周辺の2歳以下の男児をすべて殺害しました(マタイ2:16)。

⚠️ ヘロデが示す警告

  • 権力への執着 – 地位を守るために何でもする
  • 恐れによる支配 – 愛ではなく、恐怖で統治する
  • 真理の拒絶 – メシアの誕生を知っても、認めない
  • 暴力的な反応 – 脅威を感じると、暴力で対応する

教訓:イエスを拒む者の結末を示しています。権力、地位、プライドにしがみつくことの危険性を教えています。

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3.6 天使たち:神のメッセンジャー

クリスマス物語には、複数の天使が登場します。

ガブリエル(ルカ1:26-38)

  • マリアに受胎告知をした
  • 「恐れることはない」と励ました
  • 神の計画を説明した

ヨセフの夢に現れた天使(マタイ1:20)

  • マリアを妻として迎えるよう告げた
  • 聖霊による身ごもりを説明した
  • 名前を「イエス」とするよう指示した

羊飼いたちに現れた天使(ルカ2:9-14)

  • 救い主の誕生を告げた
  • 「大きな喜び」を宣言した
  • 天の大軍と共に神を賛美した
「いと高きところには栄光、神にあれ、
地には平和、御心に適う人にあれ。」
– ルカによる福音書 2章14節

3.7 私たちはどの登場人物か?

🤔 自己診断チェック

マリアのように

  • 困難な状況でも、神を信頼している
  • 「お言葉どおりに」と従う心がある

ヨセフのように

  • 正義と憐れみのバランスを保とうとしている
  • 家族や周囲の人々を守る責任感がある

羊飼いたちのように

  • 社会的地位は高くないが、純粋な心がある
  • 喜びの知らせを聞いて、すぐに行動する

博士たちのように

  • 真理を求め続けている
  • 犠牲を払ってでも、イエスに会いたい

ヘロデのように

  • 自分の地位や計画を守ることに必死
  • イエスを脅威として感じている
💡 大切なこと

どの登場人物にも、私たちの一面が反映されています。大切なのは、自分の立ち位置を認識し、神に向かって成長していくことです。ヘロデのような態度に気づいたら悔い改め、羊飼いや博士たちのように、イエスのもとに行く決断をしましょう。

🙏 第3章のための祈り

主よ、
クリスマス物語の登場人物たちを通して、
あなたは多くのことを教えてくださいます。
マリアの信仰、ヨセフの正義、
羊飼いたちの純粋さ、博士たちの献身を
私たちも持つことができますように。
そして、ヘロデのような高慢から守ってください。
あなたのもとに行き、礼拝する者とさせてください。
アーメン

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第4章

クリスマスのシンボルの意味

クリスマスには、多くのシンボルや装飾があります。それらは単なる飾りではなく、深い意味を持っています。その背景を知ることで、クリスマスをより豊かに祝うことができます。

4.1 クリスマスツリー 🎄

歴史と由来

起源:ドイツの伝統。16世紀、マルティン・ルターが森の中で星空を見上げ、その美しさを家族と分かち合うために、常緑樹を家に持ち帰り、ろうそくを飾ったという伝説があります。

広まり:19世紀、イギリスのヴィクトリア女王とアルバート公がクリスマスツリーを飾ったことで、世界中に広まりました。

🌲 クリスマスツリーの象徴

常緑樹

  • 永遠の命 – 冬でも緑を保つことから、永遠の命を象徴
  • 希望 – 厳しい冬の中でも、命が続いていることの希望
  • 忠実さ – 季節に関わらず変わらない、神の忠実さ

三角形の形

  • 三位一体 – 父、子、聖霊の三位一体を表す
  • 天を指す – 上に伸びる形は、天を指し、神を仰ぎ見ることを示す

装飾の意味

  • – ベツレヘムの星、博士たちを導いた星
  • 光(電飾) – 世の光であるイエス・キリスト
  • 赤い飾り – イエスの血、救いの犠牲
  • 白い飾り – 純潔、罪からの清め
  • 緑の飾り – 永遠の命、成長
  • 金の飾り – 王の王であるイエス、天の栄光

4.2 キャンドル 🕯️

アドベントキャンドルの伝統

待降節(アドベント)の4週間、毎週1本ずつキャンドルに火を灯していく伝統があります。

第1週:希望のキャンドル

紫色 – 旧約聖書の預言者たちが語った希望

第2週:平和のキャンドル

紫色 – ベツレヘム、イエスが生まれた平和の町

第3週:喜びのキャンドル

ピンク/バラ色 – 羊飼いたちへの「大きな喜び」の知らせ

第4週:愛のキャンドル

紫色 – マリアの愛、神の愛

クリスマス:キリストのキャンドル

白色 – 世の光であるイエス・キリストの誕生

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4.3 リース(花輪)🎀

リースの象徴

円形

  • 永遠 – 始まりも終わりもない、神の永遠性
  • 完全性 – 神の完璧な愛
  • 循環 – 人生のサイクル、季節の循環

常緑樹の枝

  • 生命 – 永遠の命
  • 希望 – 暗い冬の中での希望

赤いリボン

  • イエスの血 – 十字架での犠牲
  • – 神の愛、私たちへの愛

ベル(鈴)

  • 喜びの知らせ – 救い主誕生の知らせ
  • 天使の声 – 「恐れるな」のメッセージ

4.4 ヒイラギ(柊)

ヒイラギの象徴
  • とげのある葉 – イエスがかぶせられた茨の冠、苦しみ
  • 赤い実 – イエスの血、犠牲
  • 常緑樹 – 永遠の命、復活

ヒイラギは、クリスマスの喜びと、その背後にある十字架の犠牲を同時に思い起こさせます。

4.5 ベツレヘムの星 ⭐

星の意味

  • 導き – 博士たちをイエスのもとへ導いた
  • 希望の光 – 闇の中に輝く希望
  • 預言の成就 – 「ヤコブから一つの星が出る」(民数記24:17)
  • 神の栄光 – 天の栄光が地上に現れた

4.6 飼い葉桶(馬小屋)

最も重要なシンボル

飼い葉桶は、クリスマスの核心を表す最も重要なシンボルです。

飼い葉桶が教えること

  • 謙遜 – 神が最も低い場所を選ばれた
  • アクセス可能性 – 誰でも近づける場所
  • 犠牲 – 飼い葉桶は家畜の餌箱、イエスは「命のパン」
  • 拒絶 – 宿屋に場所がなかった、世に受け入れられなかった
  • 神の逆説 – 全能の神が無力な赤ちゃんとして
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4.7 プレゼント 🎁

プレゼントの起源

クリスマスプレゼントの習慣は、複数の伝統が混ざり合っています:

  1. 博士たちの贈り物 – 黄金、乳香、没薬を献げた
  2. 聖ニコラウス伝説 – 4世紀の司教が貧しい人々に贈り物をした
  3. 神の最大の贈り物 – 神が御子イエスを与えてくださった

🎁 本来のプレゼントの意味

  • 感謝の表現 – 神の贈り物への応答
  • 愛の分かち合い – 神の愛を他者と分かち合う
  • 犠牲的な与え方 – 自分のためではなく、他者のために
  • 喜びの創造 – 与えることの喜びを経験する
⚠️ プレゼントの本質を取り戻す
  • 高価なものではなく、心のこもったもの
  • 義務ではなく、喜んで与える
  • 見返りを期待せず、無条件に与える
  • 物質的なものだけでなく、時間や才能も贈る
  • 恵まれた人々だけでなく、困っている人々にも

4.8 クリスマスカラーの意味

🎨 色の象徴

象徴 意味
イエスの血 愛、犠牲、救い
永遠の命 希望、成長、再生
純潔 罪のなさ、聖さ、光
王の王 栄光、威厳、神性
王族 準備、悔い改め、待望
希望、信仰、真理

4.9 クリスマスキャロル(讃美歌)🎵

キャロルの歴史

「キャロル」という言葉は、もともと「喜びの歌」を意味します。中世ヨーロッパで、クリスマスの喜びを歌で表現する伝統が始まりました。

🎶 有名なクリスマスキャロルの意味

「きよしこの夜」(Silent Night)

1818年、オーストリアで生まれた。教会のオルガンが壊れ、ギター伴奏で歌われた。静かな夜、平和、神の愛がテーマ。

「もろびとこぞりて」(Joy to the World)

詩篇98篇に基づく。全世界が救い主の到来を喜ぶ姿を描写。勝利と喜びがテーマ。

「荒野の果てに」(Angels We Have Heard on High)

羊飼いたちへの天使の告知を歌う。「グローリア」(栄光あれ)のリフレインが特徴。

🙏 第4章のための祈り

創造主なる神様、
あなたは私たちに、目に見えるシンボルを通して
目に見えない真理を教えてくださいます。
クリスマスの飾りや色、音楽を通して、
あなたの愛と救いの計画を深く理解できますように。
単なる装飾ではなく、信仰の表現として
これらのシンボルを用いることができますように。
アーメン

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第5章

家庭でのクリスマスの過ごし方

クリスマスを本質的に祝うための、実践的なアイデアと家庭での過ごし方を紹介します。商業主義に流されず、家族と共に意味深いクリスマスを創り上げましょう。

5.1 待降節(アドベント)の過ごし方

待降節は、クリスマスの4週間前から始まります。この期間を大切にすることで、クリスマス当日がより意味深いものになります。

📅 待降節の基本

  • 期間:クリスマスの4つ前の日曜日から12月24日まで
  • 意味:「到来」を意味し、救い主の到来を待ち望む期間
  • :紫(準備、悔い改め)とピンク(喜び)
  • テーマ:希望、平和、喜び、愛

5.2 家族でできる待降節の習慣

✓ 実践的なアイデア20選

1. アドベントカレンダー
12月1日から24日まで、毎日一つずつ開ける。中に聖書の言葉や小さな活動を入れる
2. アドベントリース
4本のキャンドルを立て、毎週日曜日に1本ずつ灯す
3. 毎晩の聖書朗読
夕食後、家族でクリスマス関連の聖書箇所を読む(5-10分)
4. クリスマスストーリーブック
子どもと一緒に、クリスマス物語の絵本を毎晩読む
5. 感謝ジャーナル
毎日、神に感謝することを一つ書き留める
6. 善行チャレンジ
毎日、誰かのために良いことを一つする
7. キャロル練習
家族でクリスマスキャロルを練習し、近所や施設で歌う
8. ツリー飾り付けの儀式
飾りの一つ一つの意味を説明しながら、家族で飾る
9. ベツレヘムへの旅
家の中に簡単な地図を作り、マリアとヨセフの旅を追体験
10. 手作りプレゼント
買うのではなく、時間をかけて手作りのプレゼントを作る
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11. 困っている人への贈り物
家族で話し合い、施設や困窮家庭に贈り物をする
12. クリスマスクッキー作り
星形、ツリー形のクッキーを焼き、近所に配る
13. 祈りのリスト作成
家族で祈りたい人々のリストを作り、毎日祈る
14. クリスマス映画の夜
クリスマスの本当の意味を伝える映画を家族で観る
15. 教会のイベント参加
待降節の礼拝、キャロリング、クリスマスページェント
16. 写真アルバム作り
昨年のクリスマス写真を見返し、今年の計画を立てる
17. クリスマスカード作成
手書きのメッセージを添えて、友人や家族に送る
18. 簡素化チャレンジ
不要なものを手放し、本当に大切なものに焦点を当てる
19. クリスマス音楽の時間
クリスマスキャロルを聴きながら、歌詞の意味を学ぶ
20. 静かな時間
忙しさの中で、毎日10分間、静かに祈り黙想する

5.3 クリスマスイブの過ごし方

午後 3:00-5:00

準備と整理
家を整え、心の準備をする時間。慌ただしさから離れ、静かな時を持つ

午後 5:00-6:30

家族の食事
特別な食事を共に。食卓の祈りで、神の恵みに感謝する

午後 6:30-7:30

クリスマス物語の朗読
ルカ2章とマタイ2章を読む。子どもたちに説明しながら

午後 7:30-8:30

キャンドルサービス参加
教会のクリスマスイブ礼拝に参加(または家庭で簡単な礼拝)

午後 9:00-10:00

家族の時間
キャロルを歌い、今年の感謝を分かち合い、祈りで締めくくる

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5.4 クリスマス当日の過ごし方

🎄 本質的なクリスマスの過ごし方

朝(7:00-9:00)

  • 感謝の祈りで始める – プレゼントを開ける前に、神に感謝する
  • 聖書朗読 – ヨハネ1:1-14を読む(受肉の神学)
  • キャロルを歌う – 「もろびとこぞりて」など

午前(9:00-12:00)

  • プレゼント交換 – 一人ずつ、感謝の言葉と共に
  • 教会礼拝参加 – クリスマス礼拝に出席
  • 困っている人への訪問 – 孤独な人、高齢者施設など

午後(12:00-6:00)

  • 特別な食事 – 家族や友人と共に
  • ゲームや活動 – テレビではなく、対話を重視
  • 写真撮影 – 今年の思い出を残す

夕方(6:00-9:00)

  • 静かな時間 – 一日を振り返る
  • 感謝の分かち合い – 今日の恵みを共有
  • 祈りで終える – 家族で手をつなぎ、祈る

5.5 子どもへの教え方

年齢別アプローチ

幼児(3-5歳)

  • 簡単な言葉で「イエス様のお誕生日」と説明
  • 絵本や人形を使って物語を伝える
  • 飼い葉桶のシーンを一緒に作る
  • 「イエス様はあなたを愛している」を繰り返す

小学生(6-12歳)

  • 聖書の物語を詳しく読む
  • 登場人物の気持ちを考えさせる
  • 「なぜ」「どうして」の質問に丁寧に答える
  • クリスマスの意味を実践する機会を与える

中高生(13-18歳)

  • 受肉の神学的意味を議論する
  • 現代社会とクリスマスの関係を考える
  • 奉仕活動に参加させる
  • 自分の信仰を表現する機会を作る
💡 子どもとの対話のコツ
  • 質問を歓迎する – 「いい質問だね!」と励ます
  • 正直に答える – 分からないことは「一緒に調べよう」
  • 物語を生き生きと語る – 感情を込めて
  • 実生活とつなげる – 「あなたにも起こりうること」
  • 押し付けない – 愛と忍耐をもって
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5.6 商業主義に負けないために

⚠️ よくある罠と対策

罠1:プレゼントの過剰

対策:

  • 「4つのルール」を採用(欲しいもの、必要なもの、着るもの、読むもの)
  • 金額の上限を決める
  • 体験をプレゼントする(一緒に過ごす時間)

罠2:完璧主義

対策:

  • SNSの「完璧なクリスマス」と比較しない
  • シンプルさを美徳とする
  • 失敗も思い出の一部として受け入れる

罠3:過剰なスケジュール

対策:

  • イベントを厳選する
  • 「ノー」と言う勇気を持つ
  • 静かな時間を守る

罠4:借金

対策:

  • 予算を立て、それを守る
  • 手作りや時間のプレゼントを重視
  • 「与えること」の本質を思い出す

5.7 一人でのクリスマスの過ごし方

家族がいない、遠く離れている、孤独を感じている方へ:

✓ 一人でも意味深いクリスマスを

教会コミュニティに参加する
多くの教会が、一人の方を歓迎する食事会やイベントを開催
ボランティア活動
施設や炊き出しで奉仕することで、意味を見出す
特別な時間を神と過ごす
静かな祈り、黙想、聖書通読の時間を持つ
他の孤独な人に連絡する
電話やビデオ通話で、遠くの友人とつながる
自分自身を大切にする
好きな食事、音楽、本で、自分を労る
「わたしは決してあなたを離れず、決してあなたを置き去りにはしない。」
– ヘブライ人への手紙 13章5節
🙏 第5章のための祈り

主よ、
このクリスマスの季節、
私たちの家庭を、あなたの愛で満たしてください。
商業主義や忙しさに流されることなく、
本当に大切なものに焦点を当てることができますように。
家族と共に、あるいは一人であっても、
あなたの臨在を経験できますように。
このクリスマスが、私たちにとって
人生を変える出会いの時となりますように。
アーメン

23

第6章

30日間アドベントカレンダー

12月1日から30日まで、毎日実践できる活動とデボーションです。家族で、または個人で取り組むことで、クリスマスまでの期間を豊かに過ごすことができます。

📅 第1週:希望の週(12月1-7日)

12月1日(月)

テーマ:待降節の始まり
📖 イザヤ9:2「闇の中を歩む民は、大いなる光を見た」
💡 活動:アドベントリースまたはキャンドルを準備する
🙏 祈り:神の光が私たちの闇を照らしてくださるように

12月2日(火)

テーマ:預言の成就
📖 ミカ5:2「ベツレヘムから治める者が出る」
💡 活動:世界地図でベツレヘムの位置を確認
🙏 祈り:神の計画は完璧であることを感謝

12月3日(水)

テーマ:マリアへの告知
📖 ルカ1:26-38 受胎告知の場面
💡 活動:「お言葉どおりに」と応答する勇気について話し合う
🙏 祈り:神の計画に従う勇気を求めて

12月4日(木)

テーマ:ヨセフの決断
📖 マタイ1:18-25 ヨセフの夢
💡 活動:困難な決断をする時、神の導きを求める大切さを学ぶ
🙏 祈り:正しい決断ができる知恵を求めて

12月5日(金)

テーマ:希望の光
📖 ヨハネ1:4-5「光は暗闇の中で輝いている」
💡 活動:誰かに希望を与える行動を一つする
🙏 祈り:私たちが希望の光となれるように

12月6日(土)

テーマ:与えることの喜び
📖 使徒20:35「受けるよりは与える方が幸いである」
💡 活動:クリスマスプレゼントリストを見直し、本当に必要か考える
🙏 祈り:与えることの喜びを知ることができるように

12月7日(日)

テーマ:第1アドベント礼拝
📖 ローマ13:11-12「夜は更け、日は近づいた」
💡 活動:教会の礼拝に参加、または家庭礼拝
🙏 祈り:この週の恵みを感謝し、来週の備えを

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📅 第2週:平和の週(12月8-14日)

12月8日(月)

テーマ:平和の君
📖 イザヤ9:6「その名は、平和の君と唱えられる」
💡 活動:家族や友人と和解が必要な関係はないか振り返る
🙏 祈り:心の平和と人間関係の平和のために

12月9日(火)

テーマ:ベツレヘムへの旅
📖 ルカ2:1-5 登録の命令
💡 活動:地図上でナザレからベツレヘムまでの距離を測る(約150km)
🙏 祈り:旅の中にある人々の安全のために

12月10日(水)

テーマ:場所がなかった
📖 ルカ2:7「宿屋には彼らの泊まる場所がなかった」
💡 活動:「居場所がない」と感じている人について考え、その人のために祈る
🙏 祈り:すべての人に居場所が与えられるように

12月11日(木)

テーマ:クリスマスクッキー作り
📖 詩篇34:8「味わい、見よ、主の恵み深さを」
💡 活動:家族でクッキーを焼き、近所や施設に配る
🙏 祈り:私たちの小さな行為が、誰かの励ましとなるように

12月12日(金)

テーマ:簡素化
📖 マタイ6:19-21「宝は天に積みなさい」
💡 活動:不要なものを整理し、必要な人に寄付する
🙏 祈り:物質ではなく、神の国を第一に求める心を

12月13日(土)

テーマ:キャロル練習
📖 詩篇95:1「主に向かって喜び歌おう」
💡 活動:家族でクリスマスキャロルを練習する
🙏 祈り:賛美を通して神の栄光を現せるように

12月14日(日)

テーマ:第2アドベント礼拝
📖 イザヤ40:3-5「主の道を整えよ」
💡 活動:礼拝参加、心の準備を整える
🙏 祈り:主を迎える準備ができた心を求めて

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📅 第3週:喜びの週(12月15-21日)

12月15日(月)

テーマ:喜びの知らせ
📖 ルカ2:10「わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる」
💡 活動:今年の喜びを3つ書き出し、神に感謝する
🙏 祈り:すべての良いものは神から来ることを感謝

12月16日(火)

テーマ:羊飼いたち
📖 ルカ2:8-20 羊飼いへの告知
💡 活動:社会で軽んじられている人々のために何ができるか考える
🙏 祈り:小さくされた人々に神の愛が届くように

12月17日(水)

テーマ:天使の賛美
📖 ルカ2:13-14「いと高きところには栄光、神にあれ」
💡 活動:クリスマスカードを書く(手書きのメッセージ)
🙏 祈り:私たちの言葉が励ましとなるように

12月18日(木)

テーマ:クリスマスの準備
📖 マラキ3:1「あなたたちの尋ね求めている主が来られる」
💡 活動:家を整え、飾り付けをする。一つ一つの意味を確認
🙏 祈り:外側だけでなく、心も整えられるように

12月19日(金)

テーマ:手作りプレゼント
📖 2コリント9:7「喜んで与える人を神は愛してくださる」
💡 活動:心を込めて手作りプレゼントを作る
🙏 祈り:贈る相手が祝福されるように

12月20日(土)

テーマ:奉仕の日
📖 マタイ25:40「これらの最も小さい者にしたのは、わたしにしたのである」
💡 活動:施設訪問、炊き出し、清掃活動など奉仕をする
🙏 祈り:仕えることの喜びを知ることができるように

12月21日(日)

テーマ:第3アドベント礼拝
📖 フィリピ4:4「主において常に喜びなさい」
💡 活動:特別な礼拝参加、家族で感謝を分かち合う
🙏 祈り:喜びの源である神を賛美する

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📅 第4週:愛の週(12月22-24日)

12月22日(月)

テーマ:神の愛
📖 ヨハネ3:16「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された」
💡 活動:神の愛について黙想する時間を30分持つ
🙏 祈り:神の愛の深さを理解できるように

12月23日(火)

テーマ:マリアの信仰
📖 ルカ1:46-55 マリアの賛歌
💡 活動:今年の恵みを数え、賛美の言葉を書く
🙏 祈り:マリアのような信仰と従順を求めて

12月24日(水)クリスマスイブ

テーマ:待ち望みの成就
📖 ルカ2:1-7 イエスの誕生
💡 活動:家族でクリスマス物語を読み、キャンドルサービス参加
🙏 祈り:今夜、心にイエスをお迎えする準備を

📅 クリスマス週(12月25-30日)

12月25日(木)クリスマス

テーマ:受肉の奇跡
📖 ヨハネ1:14「言は肉となって、わたしたちの間に宿られた」
💡 活動:クリスマス礼拝参加、家族で祝う
🙏 祈り:イエス・キリストの誕生を心から祝う

12月26日(金)

テーマ:博士たちの旅
📖 マタイ2:1-2 東方の博士たち
💡 活動:今年のクリスマスを振り返り、写真を整理
🙏 祈り:私たちもイエスを求める旅を続けられるように

12月27日(土)

テーマ:贈り物を献げる
📖 マタイ2:11 黄金、乳香、没薬
💡 活動:神に献げたいもの(時間、才能、資源)を決める
🙏 祈り:最高のものを神に献げる心を

12月28日(日)

テーマ:シメオンの賛歌
📖 ルカ2:25-35「わたしの目は救いを見た」
💡 活動:礼拝参加、今年の恵みを分かち合う
🙏 祈り:イエスを見ることができた喜びを感謝

12月29日(月)

テーマ:アンナの証言
📖 ルカ2:36-38 預言者アンナ
💡 活動:クリスマスの恵みを誰かに伝える
🙏 祈り:証人として生きる力を求めて

12月30日(火)

テーマ:新しい年への備え
📖 詩篇90:12「生涯の日を正しく数えるように教えてください」
💡 活動:来年の目標を神の前で祈りながら立てる
🙏 祈り:新しい年も主と共に歩めるように

💡 このカレンダーの使い方
  • 毎日、家族で一緒に、または個人で実践
  • 柔軟に調整OK。完璧を目指さず、楽しむことを優先
  • 子どもの年齢に合わせて活動をアレンジ
  • 記録を残す(写真、日記、感想)
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