主の御名を賛美します。
私たちの愛の神様がどんなお気持ちで、この世界をお造りになられたのか、
また、聖書に記してある神様とは、どんなお方なのか、本当に信用して良いのか?
創世記からその答えを探って行きます。
天地創造の物語
皆さんはペット、動物は好きですか。飼ったことありますか。まず、ペットを飼うためにいろんなペット用品を準備しますね。
では、自分たちに赤ちゃんを授かったときはどうでしょうか?
出産前の準備リストを見ながら、そして心ワクワクしベビー用品を準備しますね。
愛の神様がどのように私たちをお造りになったかを
本日は創世記の1章から見ていきましょう。
創世記1章は、神による天地創造の物語を、体系的に記述しています。この章は、神が混沌とした状態から秩序ある世界を創造し、その創造物がすべて「良い」ものであることを宣言する、壮大なスケールの物語です。
神さまの最初の言葉「光あれ」——創造は言葉から始めました。
1日目は昼と夜、
2日目は大空、
3日目は海と陸地、植物と木々、
4日目は太陽と月と星、
5日目は水中生き物と鳥、
6日目は地上の動物、そして、「人をわれわれの形として、我々の似姿に造ろう。」
と人を男と女に創造し、「すべての生き物を支配せよ。」仰せになった。
と順序立てて整えていく様子が描かれてる。すべては「良し」とされて、
秩序と美が生まれた。
創世記1章1~3節には神の創造の始まり
「はじめに神は天と地を創造された。」
ヘブライ語原文 רֵאשִׁ֖ית בָּרָ֣א אֱלֹהִ֑ים אֵ֥ת הַשָּׁמַ֖יִם וְאֵ֥ת הָאָֽרֶץ׃
「ベレシート・バーラー・エロヒーム・エート・ハッシャマイム・ヴェエート・ハアーレツ」
この力強い言葉から始まる天地創造の物語は、私たちに神様のご性質と、創造された世界の素晴らしさを教えてくれます。
神とは、新約時代において啓示される三位一体の神(父なる神、子なるイエスキリスト、助け主なる聖霊)の愛の神さま。三つの位格(ペルソナ)でありながら、本質は唯一であるというキリスト教の教理。
ヘブル語言語「エロヒーム」(אֱלֹהִ֖ים)複数形である。
単数形ではエール(אֵל)「力ある者」「強い者」という意味で、しばしば神の名前と組み合わされている。
例えば、全能の神と言う、エル・シャダイ(אֵל שַׁדַּי)、
いと高き神と言う、エル・エルヨン(אֵל עֶלְיוֹן)。
神がアブラム(アブラハム)に現れて子孫の約束をした際(創世記17章1節)に初めて登場します。
アブラム(アブラハム)が99歳という高齢で子供がいない状況で、神はご自身を「全能の神」と名乗り、その約束は必ず実現することを保証しました。このことから、「エル・シャダイ」は、人間の限界を超え、約束を必ず成し遂げる神として理解されています。
創世記14:18-22(メルキゼデクとアブラムの記事)ではアブラム(アブラハム)が戦争に勝利した後に、サレムの王メルキゼデクがアブラハムを祝福した際、メルキゼデクは、「いと高き神、天地の造り主」として神を崇めました。
この呼び名によって、神が地上や他の神々の上に君臨する、唯一無二の至高の存在であることが示された。
これらの名前は、神の様々な性質を信者に伝えるために、聖書の文脈に応じて使い分けられています。
創世記1章の「良し」宣言

4節 神は光を良しと見られた。
10節 神は乾いた所を地と名づけ、水の集まった所を海と名づけられた。神はそれを良しと見られた。
12節 地は植物を、すなわち、種のできる草を種類ごと、また種の入った実を結ぶ木を種類ごとに生じさせた。神はそれを見て良しと見られた。
18節 また昼と夜を治めさせ、光と闇を分けるようにされた。神はそれを良しと見られた。
21節 神は、海の巨獣と、水に群がりうごめくすべての生き物を種類ごとに、また翼のあるすべての鳥を種類ごとに創造された。神はそれを良しと見られた。
25節 神は、地の獣を種類ごとに、家畜を種類ごとに、地面をはうものを種類ごとに造られた。神はそれを良しと見られた。
神様が創造された一つひとつのものには、それぞれに意味があり、美しさがあり、神様のお心にかなうものだった。 ここで大切なのは、「良し」とされた基準が人間の都合や評価ではなく、創造主である神ご自身の基準であるということです。
私たちが何かを成し遂げたとき、「これでよし」と安堵するように、神様もご自身が創造された世界を一つひとつ見て、「これでいい、これで完璧だ」と喜んでくださった。
この「良し」という言葉は、ヘブライ語で「キー・トーヴ(כִּי־טֹ֑וב)」と言う言葉。
「キー」(כִּי)という接続詞が用いられています。キーは「なぜなら」「~なので」「まことに」「たしかに」「たとえ~でも」の意味。
「トーヴ」(טֹוב)は「良い」という意味で、英語ではほとんどgoodと訳されます。
主は良い方であります。私たちに良いものしか与えられない方であるという意味です。
詩篇では「主に感謝せよ」の理由として用いられる定型句で、「なぜなら、主はまことに良い(恵み深い)方であるからだ」と言う意味。
ところで、神さまが一番、最初に創造されたのは何であったでしょうか?
ーーーーーシンキングタイムーーーーー
答えは「光」(オール אוֹר )です。「天と地」ではありません。
この表現法は「メリズマ法(melisma、メリスマとも)」と言う音楽用語です。一つのことばを用いてその領域にあるすべてのものを表わします。ですから、「天と地」とは、天にあるもの、地にあるもの、そのすべて目に見えるものも見えないものも存在しているすべてのものを表わしています。ですから、これから具体的に創造される前書き的な説明と言えます。
創世記1章には私たちの思考パターンでは理解できないことがいっぱい出てきます。別な言い方をするならば、ヘブル的なものごとの考え方、文脈、見方、感性といったものが満載されています。
キリスト教会の歴史ユダヤ人を迫害することによって、長い間、ヘブル的思惟、ヘブル的感性を排除してきました。しかし今日、神はヘブル的視点から聖書を理解するように導いておられるのです。
神様が良しとされた箇所は7箇所あります。
天地創造の第一日目、4節の光を造り、キー・トーヴ(כִּי־טֹ֑וב)1箇所目
第3日目、10節は地と海を造り、キー・トーヴ(כִּי־טֹ֑וב)2箇所目
第3日目の2つ目は12節、草と木を造り、キー・トーヴ(כִּי־טֹ֑וב)3箇所目
第4日目は18節、太陽と月と星を造り、キー・トーヴ(כִּי־טֹ֑וב)4箇所目
第5日目は21節、水中の生き物と空を飛ぶ鳥を造り、キー・トーヴ(כִּי־טֹ֑וב)5箇所目
第6日目は2つ、25節地上の動物類、獣・家畜。地面を這うものを造り、キー・トーヴ(כִּי־טֹ֑וב)6箇所目
創世記26節~27節
人を我々のかたち「神のかたち」を創造されたと記されている。造られる具体的なプロセスは天地創造の第7日目で、〜2章7節に記されています。
そこでは、「神である主は土地(ハー・アダーマーאֲדָמָה)のちりで人(ハー・アーダーム אָדָם)を形作り、その鼻にいのちの息を吹きこまれた」ことによって、「生きたもの」(「ネフェシュ・ハッヤー」נֶפֶשׁ הַיָּה)となりました。
他の生き物も「ネフェシュ・ハッヤー」ですが、「いのちの息」が吹きこまれたのは人(アーダーム)だけです。人は神とのかかわりをもつ存在として創造されたことによって、はじめて「生きたもの」(ネフェシュ・ハッヤー)となり、他の被造物とは全く異なった存在なのです。
31節 神はご自分が造ったすべてのものを見られた。見よ。それは非常に良かった。
夕があり、朝があった。第六日。
それは、神様が人が生活する必要なものをすべて整えてから、最後の最後に私たち人間を創造された。
人間が創造される前までは、一つひとつの創造物が「良し」とされていました。
しかし、神様ご自身に似せて、男と女に人を造り、彼らを祝福し、すべてのものを支配する者とされた後、神様はすべての創造物、つまり光も、空も、大地も、海も、そして私たち人間も、そのすべてを「極めて良かった」「非常に良かった」と評価された。
「非常に良かった」とは、英語では "very good" と訳されます。
しかし、ヘブライ語の原文では「トーブ・メオード」という言葉が使われています。
(「トーヴ・メオード」טוֹב מְאֹד)
すでに6箇所を学びました。「トーブ」は「良い」という意味ですが、「メオード」は「非常に」「極めて」という意味を強調する言葉です。
つまり、単に「良い」のではなく、「最高に良い」「これ以上ないほど素晴らしい」という意味が込められています。
クライマックス:31節「それは非常に良かった」7箇所目
7箇所目の(「トーヴ・メオード」טוֹב מְאֹד)
人間の創造の後、神はすべてを見て「非常に良かった」と言われた。
「良し」から「非常に良かった」への変化している。
人間は神のかたちに造られ、創造の頂点として祝福された。
ポイント:神は人間を見て、創造全体を「非常に良かった」と評価された
私たちは神の喜びの中に造られた存在である
私たちが日々を生きる中で、自分の存在に疑問を感じたり、「私なんて…」と落ち込んだりすることがあるかもしれません。しかし、この聖書の言葉は、そんな私たち一人ひとりの存在が、神様にとって「非常に良かった」ものなのだと教えてくれます。
私たちは、神様の最高傑作として造られました。そして、私たちがこの地上で生きていること、存在していることそのものが、神様にとっての喜びなのです。
応答:神のまなざしに生きる
私たちは「良しとされた」世界に生きている
神の創造の目的に応える生き方とは?
自分自身を「神の作品」として受け入れること
他者も「神が良しとされた存在」として見ること
ポイント:神のまなざしに立ち返るとき、私たちの価値と使命が見えてくる
互いに「あなたは神様の最高作品です。」と言いましょう
あなたの人生は、神様にとって「極めて良い」ものです。
たとえ困難のさなかでも、
病に苦しんでいても、
孤独を感じていても、
仕事関連のトラブルでも。
家庭内のトラブルでも、
学校内のトラブルでも
そのことによってあなたの価値が損なわれることはありません。
なぜなら、あなたは神様が「非常に良い」とされた、特別な存在だからです。
祈り:どうか、今日のこの礼拝を通して、私たちは神様の愛に満ちた最高の創造物であり、神様から「非常に良い」と評価されている存在であることを、改めて心に刻みこの人生を歩んでいけますよう、イエスキリストの御名でお祈りします。アーメン
主の晩餐(聖餐式)



コメント (手動承認)