モーセ五書(トーラー、ヘブライ語:תּוֹרָה)は、旧約聖書の最初の5巻です。
モーセ五書の内容5つの項目
1. 創世記(ベレシート)בְּרֵאשִׁית
- 天地創造 – 神が6日間で世界を創造
- 人類の始まり – アダムとエバ、カインとアベル、ノアの洪水
- 族長たちの物語 – アブラハム、イサク、ヤコブ(イスラエル)、ヨセフ
- 結末: ヨセフの一族がエジプトに移住
2. 出エジプト記(シェモート)שְׁמוֹת
- エジプトでの奴隷 – イスラエルの民の苦しみ
- モーセの召命 – 燃える柴、10の災い
- 出エジプト – 過越、紅海の奇跡
- シナイ山 – 十戒と律法の授与
- 幕屋 – 移動式神殿の建設
3. レビ記(ヴァイクラ)וַיִּקְרָא
- 祭儀の規定 – 犠牲の捧げ方
- 祭司の務め – レビ人(祭司部族)の役割
- 清浄規定 – 清い食物、清めの儀式
- 聖なる生き方 – 「聖なる者となれ」
- 祭りの規定 – 過越祭、仮庵の祭りなど
4. 民数記(バミドバル)בְּמִדְבַּר
- 人口調査 – イスラエルの各部族の数
- 荒野の40年 – シナイからカナンへの旅
- 反逆と不信仰 – 民の不平不満、偵察隊の報告
- 新世代 – 約束の地に入る準備
5. 申命記(デヴァリム)דְּבָרִים
- モーセの説教 – 律法の再確認と解説
- 十戒の再録 – シナイ契約の更新
- 祝福と呪い – 従順への報いと不従順への警告
- モーセの死 – カナンの地を見て死去、ヨシュアが後継者
主要テーマ
- 創造 – 神が世界と人類を造られた
- 契約 – 神とイスラエルの特別な関係
- 救い – エジプトからの解放
- 律法 – 神の民としての生き方(613の戒め)
- 約束の地 – カナン(イスラエル)への旅
ユダヤ教 vs キリスト教での見方
- ユダヤ教: 最も神聖な聖典、神の永遠の律法(ハラハー)の基盤。
- キリスト教: 旧約聖書の土台、イエスによる「律法の完成」(マタイ5章17節)と解釈。
- イスラム教: タウラート(律法)として尊重
これがユダヤ教とキリスト教信仰の基礎文書です。



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